レガシーサーバに対して、削除または抑制された機能について記載します。
Jpsonicは以下の理由から、機能追加だけではなく機能の抑制や削除が行われる場合があります。
- 「これなんだろう」という機能をできるだけ少なくしていく。若い初見ユーザが惑いにくい機能構成にする
- 不要実装を少なくし、コア機能の品質を上げやすくする
抑制 vs 削除
不要な機能に対しては、抑制か削除といった対応がとられることがあります。
- デフォルトで有効化されるべきでない機能は、オプション化されデフォルトオフにする形で画面上から削除されます
- 存在すること自体が好ましくない機能は削除されます
概ね以下のような尺度で考えています。
- 抑制される機能
- 一応多くの人間の手を経てそこに存在しているものであるため過去の経緯を尊重。消極的に緩やかにJpsonicではNoという主張
- オプションで無効化し少なくとも初見の人の目から隠すという対処が可能な、実利用を管理者の運用に委ねられる機能
- 必要であればいつでも消すことが可能な機能
- 削除される機能
- 仕様上許容できない機能
- 既に実装上問題が発生してしまったり、よりよいメンテナンスの障壁になった機能
抑制された機能
開発経緯により仕様がコンフリクトした箇所や、世代交代で陳腐化した機能の清算です。
この工程を行わずに新しい機能追加をしてもカオス度が増すだけです。
コードの除去は行われていないため明示的に有効化できますが、積極的にメンテナンスはされません
削除された機能
明確にコードの一部または全てが除去された機能です。使うか使わないかは時代や商圏によるため定期的に見直されます。
ここにあるような機能が今後誰からも必要とされるようなものになれば、より品質の高いものを一から再実装します。
ブラウザ対応
一言で言うと、
ただし、Safariを目の敵にしているとか、対応したくないとかそういったことではありません。バックエンドの人は画面実装を軽視しがちとかそういったことでもありません。「音楽を探して聴く」という要件上、ブラウザの話題の比重が大きくないだけです。
ですので、Safari対応したい方はプルリクしてください。画面全部作り変えでも全然OKです。
更新履歴
この記事を書き換えたときに以下に追記します。
- v112.1.0
- 抑制された機能に「Chromecast」を追加
- v111.6.0
- 削除された機能に「データベースの整合性」「更新ボタン」を追加
- 抑制された機能に「Jsonp」「ID3の曲名からトラック番号を削除」「クリーンアップ」「冗長なフォルダチェック」「検索インデックス/データベーステーブルの詳細」を追加
- v111.2.1
- 抑制された機能に「非アスキーファイル名のコピー」を追加
- v111.2.0
- 抑制された機能に「更新ボタン」、削除された機能に「高速アクセスモード」を追加
- v111.1.0
- 抑制された機能に「外部プレイヤー」を追加
- v110.1.0
- 削除された機能にJava Jukebox、Sonos、SHOUTcastを追加
- v110.0.0
- 抑制された機能に「anonymousユーザに個別のトランスコード設定」を追加、後に削除(従来の設計ではUPnPのトランスコーディングにおいてフォーマットが正しく扱えなくなるケースがいくつか存在し、そのうちのひとつを抑制するための暫定機能。根本的にUPnPが改善され不要となり削除された)
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